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アルゼンチン共和国国旗アルゼンチン共和国国章

アルゼンチン共和国の概要

【国/地域の諸元・統計】
正式国名(日本語) アルゼンチン共和国
正式国名(現地語) Republica de Argentina
ISO国コード AR / ARG / 032
面積 2,780,400km2(8位)
人口(2013年) 41,446,246人(32位):世界銀行統計
人口密度(2013年) 14.90人/km2
宗教 キリスト教(カトリック)
公用語 スペイン語
通じる言語 スペイン語:★★★★★、英語:★☆☆☆☆ ... 少し通じる程度
通貨 アルゼンチンペソ(ARS)
国家連合加盟状況 メルコスール
名目GDP(2013年) 611,755百万ドル(21位) / 1人当たり14,760ドル(40位):世界銀行統計
先進国 ★★★★☆ ... かつては先進国。GDPはかなり持ち直していますが。。。
在留邦人数 11,711人(2013年):外務省統計
日本人渡航者数 (ランク圏外)
【付加価値税(消費税)】
名称 付加価値税(IVA)
税率 21%(内税)
軽減税率 あり:書籍、食品、レストラン飲食(一部)...0%、バス...10.5% 他
【物価水準】
コーヒー(飲料) 15ペソ(Starbucks、Grandeサイズ)→日本円換算約180円(2014年8月現在)
ファストフード 39ペソ(Burger King、Whopper Meal)→日本円換算約468円(2014年8月現在)
食事の予算【一人当り最安】
大雑把な金銭感覚
【入出国管理】
ビザ取得の要否 不要(観光・商用) ※日本国籍の場合
滞在可能期間 90日(現地で更新可)
入国カード・書類 あり(ツーリストカード)
生体情報の収集 なし
特記事項
【旅行関係】
旅行先としてのおすすめ度 ★★★☆☆ ... 英語があまり通じないので、スペイン語での相応のコミュニケーション能力が必要です。必然的に旅行中上級者向けの国です。
リゾート度 ★★☆☆☆
長所 南北に長く広い国なので、様々な気候や多様な自然を味わうことができます。人々は一般的に穏やかで、スペイン語を話す限りは快適に旅行できます。分厚い牛ステーキ(パリージャ)は要体験!
考慮すべき短所 英語が通じないこと。また、郵便局や公共サービスに遅延や欠陥があり、信頼性に欠けます。また、インフレを経験したためか、物価が高めです。
旅行手配について 観光はパッケージツアーが楽です(高額です)。ビジネス、格安旅行は個人手配で。
一人旅の快適さ ★★★☆☆ ... 危険地区でない限りは日中の一人歩きは問題ありませんが、スペイン語しか通じません。
世界遺産 8箇所
【治安・安全】
水道水を飲めるか ★★★☆☆ ... 問題ありませんが、断水等あり、ミネラルウォーターを飲んだほうがよいです。
夜間屋外を一人歩きできるか ★★★☆☆ ... 女性の一人歩きは避けたほうがよいでしょう。
【生活利便性】
日常生活必需品調達の利便性 ★★★☆☆ ... コンビニやお店の数がそれなりにあり、必要なものはたいてい調達できます。
お店での商品の価格表示 定価表示(内税)
クレジットカード利用可否 ★★★★☆ ... 一般のお店でも使用できます。ただし、手数料を上乗せされるケースがあります。
チップの習慣 あり
【交通事情】
公共交通機関の利便性 ★★★☆☆ ... ブエノスアイレスは空港へのアクセス、都市内の移動も公共交通手段が整備されています。地方はあまり整備されていません。都市間の移動は長距離バスが便利です。
タクシー メーター:ぼられることはありません
自動車を運転できるか
道路標識の言語 スペイン語
道路の通行方法 右側通行
【通信事情】
国際電話国番号 +54
郵便局・郵便物配達の信頼性 ★☆☆☆☆(Correo Argentino) ... 郵便局が開いていないことがありました。大都市以外はあてになりません。
インターネットの利用可否 ★★★★☆
インターネットの通信速度 ★★★★☆ ... ウシュアイアのような辺地ではスピードが極端に遅いです。
【携帯端末通信事業者】
事業者名-1 Personal
プリペイド料金プラン あり
iPad通信プラン なし
国際ローミング 不可
コメント アルゼンチン地場の会社ですが、SIMカードのアクティベートまで3日間かかるなどあまり使い物になりませんでした。
URL Personal [スペイン語]

【コメント】
日本とは地球のちょうど反対側にある国です。20世紀初めや前半は先進国だったことが分かりますが、21世紀初めの金融デフォルトを経験するほど現在では経済的に苦しい国ですが、現在では幾分回復しているようで、実際に街を歩いても経済の悪さは感じませんでした。 アルゼンチンも南北に長い国土を持つため、亜熱帯気候から氷河まで同じ国内で体験できます。観光資源が多い国で、ブエノスアイレスではタンゴが楽しめますし、氷河の自然や世界最南端の地に足を踏み入れることができます。観光客が多いからか、英語がいくらかは通じ、携帯電話ショップなどでも英語に訳してくれる人がいたりと、普通の個人旅行者でも何とかなる国です。物価は総じて高いですが、レストランではその分おいしい肉を楽しむことができます。私コスモポリタンも、牛肉のパリージャをまた味わいたくて、いつかまた行きたいと思っています。。。

【リンク】

在日アルゼンチン大使館ページ

外務省各国・地域情勢ページ

外務省海外安全ホームページ

 


 

アルゼンチン共和国の街たち

ブエノスアイレス(Buenos Aires ; BUE)【首都】

緯度 S34度36分13.403秒(-34.603723), 経度 W58度22分53.735秒(-58.381593)

2012年2月旅行

コスモポリタン度:★★☆☆☆
観光おすすめ度:★★★☆☆

ブエノスアイレスのシンボル、オベリスク

ブエノスアイレスの下町、ボカ地区のカミニート

海外旅行20年目にして、初めて南米大陸に入り、地球上の5大陸のすべての地を踏むことができました。その最初の街がブエノスアイレスです。日本とはちょうど地球の反対側にあり、飛行機を乗り継いで日本から2日間かかりました。経由地としては、北米、ヨーロッパ、オーストラリアなどありますが、日本から一番遠い目的地だけに、どの経由でもそれほど所要時間に差はないようです。
ブエノスアイレスはアルゼンチンの首都で、行政上の直轄市の部分だけでも人口が約360万人、周辺部を含めると1000万人ともいわれる大都会です。ブエノスアイレスはまた、「南米のパリ」とも言われていますが、5月広場周辺の一部を除いてそれほどきれいな建物があるわけでもなく、その点はがっかりしました。。。街の中心部、セントロは碁盤の目状に規則的に通りがあって、位置関係が大変わかりやすい街です。道路は思っていたよりも細く、各ブロックの細い路地を基本に、5ブロックごとに大通りがあるといった具合です。
ブエノスアイレスの街は大変広く、セントロ以外にも多くの地区があり、観光の価値があるスポットが各所に散らばっています。繁華街はセントロのフロリダ通り、コリエンテス大通りあたりで、多くのお店があって大体の買い物ができます。セントロから南に行くとサン・テルモ地区やボカ地区、北に行くとレコレータ墓地が有名なレコレータ地区、パレルモ地区、中華街があるベルグラーノ地区があり、それぞれの地区で街歩きを楽しめます。
ブエノスアイレスの交通インフラは十分整備されていますが、いまいちわかりにくく、特にコレクティーボと呼ばれる路線バスを乗りこなすのは、情報不足のために難しいです(路線情報さえあればかなり使える交通手段です。セントロでバス停を見つけるのは困難です)。セントロだけを歩くのであれば徒歩で十分まわれますが、周辺の地区に行くには乗り物で移動する必要があります。私は、行きはタクシーで、帰りはコレクティーボでセントロに帰るという手段をとりました。タクシー運賃は決して高くありませんが、コレクティーボは約30円と断然安いので、利用価値はあると思います。また、ブエノスアイレスには地下鉄があり、スブテ(Subte)と呼ばれています。100年以上前に建設されており、これ自体が観光スポットでもあります。特に、A線とB線はお勧めで、ぜひ試乗してみてください。A線にはいまだ木造の車両が走っていますし、B線には東京の旧丸ノ内線の車両がそのままの姿で走っていて、感慨にふけりました(落書きがひどくて残念ですが。。。)。なお、ここブエノスアイレスでも、モネデーロ(Monedero)という交通ICカードがあるようですが、駅の窓口で入手できず、センターで入手できるようですが、聞いても場所がわからず、結局入手できませんでした。アルゼンチンは習慣的に不便なことが多いと感じました。
ブエノスアイレスといえば、タンゴ。観光客向けにタンゴとフォルクローレを聞かせる店(タンゲリーア)が多くあり、値段は結構高いですが聴く価値はあると思います。ショーの時間が夜遅いので、ホテル送迎付きのショーを選んだほうがよいかと思います。街の観光案内所で予約手配してくれますので、聞きたくなったら着いてからでも大丈夫です。また、CDショップもあって、一般の音楽やタンゴなどのCDをお土産に買ってこられます。アルゼンチンは、CDの価格がそんなに高くないのでお勧めです。
余談ですが、10年前のメキシコ旅行で見つけた「ビンボーパン」、ここブエノスアイレスでも見つけました!レティーロ駅に売店がありましたが、食事パンばかりでした。。。ラテン圏では広く普及しているんでしょうか?

メルコスール観光局サイトへのリンク [日本語]

アルゼンチン政府観光局サイトへのリンク [英語]

アルゼンチン市観光局サイトへのリンク [英語]

スブテ(ブエノスアイレス地下鉄)サイトへのリンク [スペイン語]

(拡大画像の容量 : 約3.27/4.58MB)

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エル・カラファテ(El Calafate ; FTE) 【世界遺産】

緯度 S50度20分24.77秒(-50.340214), 経度 W72度16分13.829秒(-72.270508)

2012年2月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

南緯50度のパタゴニアの荒野にぽつんと存在する小さな街です。アルゼンチンの南部、パタゴニアの大地は人跡未踏なところですが、この街にはしっかりした存在意義?があります。それは、世界遺産である氷河国立公園(Parque Nacional Los Glaciares)観光の基地となる街です。逆に言えば、観光客なしにこの街は成り立たないわけで、夏場は活気がありますが、冬場は気候が厳しく、観光どころではないと思われます。
この街へのアクセスは結構不便で、長距離バスを利用するか飛行機を利用するかになりますが、飛行機はアルゼンチン航空とラン・アルゼンチン航空合わせて夏場に1日2,3便ある程度で、観光客数の割には供給不足な感じがして、ピーク時はかなり予約が取りずらいです。直行便が少なく、経由便が多いのですが、私の場合、直行便は満席で予約できませんでした。空港は街の東約10㎞の何もないところにあって、街までは旅行会社が運行するミニバスが利用できます。
カラファテの街自体には観光スポットはなく、ホテルとレストランがあるだけの所です。街の中心はリベルタドール通り(Av. Del Libertador General San Martin)の数百メートルの部分だけで、そこを離れると閑静な住宅街になり、未舗装の道路があるのには驚きました。ホテルは中心から少し離れたところに分散してありますが、リベルタドール通りに近いところにとったほうがよいでしょう。中心から10分も歩くと、人気がなくなります。
氷河国立公園にはいくつもの氷河がありますが、一番アクセスしやすく、かつ壮大な眺めを楽しめるのが、カラファテから西に80㎞離れたペリト・モレノ氷河です。国立公園の入口で100ペソ払う必要があります。カナダやニュージーランドの氷河はかなり後退してしまっていますが、この国立公園の氷河は後退を感じさせない豊かな氷の量があり、さすが世界遺産に指定されるだけあると感じました。一般的な楽しみ方は、展望台の遊歩道を歩いて氷河を見るか、湖のボートで氷河に近づくかですが(有料)、ツアーの中には氷河の上をトレッキングできるものがあるようです。この氷河にアクセスするのは、ツアーが一般的なようです。レンタカーでも道が簡単なのでアクセス可能ですが、車がマニュアルミッションなのと、料金が高額なこともあるので、少人数ならば旅行会社のオフィスに行ってツアーを申し込むとよいでしょう(ツアーといっても車代のみ)。
湖を奥に行くと、ウプサラ氷河がありますが、アクセスにはボートに乗る必要があり、不便なので、時間がある人向けです。国立公園の事務所がカラファテの中心にあるので、そこで地図をもらうとよいでしょう。

メルコスール観光局サイトへのリンク [日本語]

エル・カラファテ市サイトへのリンク [スペイン語]

(拡大画像の容量 : 約3.84MB)

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ウシュアイア(Ushuaia ; USH)

緯度 S54度48分6.883秒(-54.801912), 経度 W68度18分10.624秒(-68.302951)

2012年2月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

南緯55度に迫るところにあるアルゼンチンで最南端の都市です。街中に世界の最果て(Fin del Mundo)の表示があったり、国道3号線(Ruta 3)の終点の標識があったりして、ここがいかにも辺境のように感じられます。実際に辺境であるのは確かなのですが、厳密に世界最南端の集落というと、ここウシュアイアではなく、ビーグル水道の対岸の南にある、チリ領のプエルト・ウィリアム(Puerto William)が、南極大陸を除く世界最南端の場所です。ビーグル水道のクルーズに参加すると、その集落を眺めることができます(携帯の基地局がちゃんとありました)。
フエゴ島にある辺境の地ながら、ブエノスアイレスから飛行機で3時間半で気軽に来ることができます。しかし、真夏でも天候が不安定で、ブエノスアイレスでは蒸し暑い夏でも、ここウシュアイアでは時折雪が降っていたくらい寒く、晴れたり曇ったりしているので、防寒着は必携です。
そのようなとんでもない街でも、人口5万人がいる州都で、一応の都市機能がそろっていて、またまぎれもない観光地なので、ホテルやレストラン、旅行会社などが多数あります。港の近くにある観光案内所に行くと、世界最南端の街を訪れた証明書を無料でくれて、いい記念になります。ウシュアイアの街の中心部は広くなく、メインストリートのサン・マルティン通り(San Martin)の数百メートルの区間に必要なものが揃っています。坂のきつい街なので、その通り以外あまり歩きませんでした。。。
ウシュアイアの街自体にも監獄博物館など見どころはありますが、メインは南極ツアーの起点になっているようです。また、南極に行かないまでも、ツアーに参加して、ビーグル水道のアシカやペンギンを見たり、国立公園に足を延ばしたりするというのがこの街の楽しみ方です。
しかし、辺地なだけに、物価が大変高く、ブエノスアイレスの1.5倍くらいの感覚がありました。コーラのペットボトルが400円近くしました。。。レストランはあまり高くはないですが、よりによってパリージャで肉三昧するか(これがうまい!)、カフェでパスタを食べるしかバリエーションがありません。なので、あまり長居しないほうがいいでしょう。。。しかし、フリーポートで免税ということで、カメラ屋やDUTY FREEショップが街の中にあって空港にいるような買い物ができます。滞在したホテルのWIFIは無料だったのですが、いまいち接続が悪いので聞いてみたら、地理的な条件でインフラ的によくないんだと教えてくれました。やはり、辺地ですね。

メルコスール観光局サイトへのリンク [日本語]

ウシュアイア市観光公式サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約4.15MB)

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