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カナダ国旗カナダ国章

カナダの概要

【国/地域の諸元・統計】
正式国名(日本語) カナダ
正式国名(現地語) Canada
ISO国コード CA / CAN / 124
面積 9,984,670km2(2位)
人口(2013年) 35,158,304人(37位):世界銀行統計
人口密度(2013年) 3.52人/km2
宗教 キリスト教(カトリック、プロテスタント)他
公用語 英語、フランス語
通じる言語 英語:★★★★★、フランス語:★★★★★(ケベック州および周辺)★☆☆☆☆(他の州)
通貨 カナダドル(CAD)
国家連合加盟状況 OECD、APEC、NAFTA、イギリス連邦
名目GDP(2013年) 1,825,096百万ドル(11位)1人当たり51,910ドル(11位):世界銀行統計
先進国 ★★★★★
在留邦人数 61,854人(2013年):外務省統計
日本人渡航者数 240,000人(2012年):JATA統計
【付加価値税(消費税)】
名称 統合セールスタックス(Goods and Sales Tax : GST or/and Harmonized Sales Tax : HST)
税率 州により異なる。GSTのみ課税の5%の州からHSTを採用した10%台前半の州まで様々。(外税)
軽減税率 あり。対象品目、税率は州により異なる。
【物価水準】
コーヒー(飲料) 2.50ドル+TAX(Starbucks、Grandeサイズ)→日本円換算約242円(2014年8月現在)
ファストフード 6.60ドル+TAX(Burger King、Whopper Meal)→日本円換算約640円(2014年8月現在)
食事の予算【一人当り最安】 ランチ:10-15ドル、夕食:30ドル
大雑把な金銭感覚 10ドル紙幣が約1,000円
【入出国管理】
ビザ取得の要否 不要(訪問:観光・商用等) ※日本国籍の場合
滞在可能期間 6か月(2回まで延長可能=合計1年6か月)
入国カード・書類 あり(税関申告書)
生体情報の収集 なし
特記事項 隣のアメリカ合衆国と比較したら出入国管理は極めて人頼みで、厳しさが全く異なる(カナダのほうが全然甘い)。入国審査も税関職員が行うという簡素なシステムだが、入国する州や空港によって難易度が極端に異なる(エアカナダのハブ空港のトロント空港の入管がカナダで一番厳しい。根掘り葉掘りいろいろなことを聞かれる。)。つまり、相性の合わない職員に当たってしまった場合、スムーズに入国許可が出ないこともありうる。純粋なカナダ国内の観光やビジネスであれば税関検査だけで済むが、その他の特殊な目的で入国・通過する場合、税関職員の審査に続いて、別室にあるイミグレーションの部署で2回目の審査が行われる。カナダの国際空港での国際線同士の乗継であってもなぜか税関職員のチェックがある。
【旅行関係】
旅行先としてのおすすめ度 ★★★★☆ ... 海外旅行初心者、初級者にもおすすめ。冬場は気候が厳しいので、観光要素が極めて限られる。
リゾート度 ★★★☆☆
長所 自然の素晴らしさ、民族の多様性を目にすることができます。アメリカよりは人々がずっとおおらかで、リベラルなことから、居心地の良さを感じられるでしょう。
考慮すべき短所 季節による変動が大きく、冬場は気候が厳しいため観光どころではありません(オーロラ鑑賞など例外はあります)。したがって、夏場の観光関連の料金が上がります。消費税率が高いことから、買い物する場所としてはあまり向いているとは言えないかと思います。レンタカーが必要なことはアメリカと同じです。
旅行手配について 一人旅・ビジネスならば個人手配で問題ありません。秘境はパッケージで。
一人旅の快適さ ★★★★★ ... 不便は特に感じません。
世界遺産 17箇所
【治安・安全】
水道水を飲めるか ★★★★★
夜間屋外を一人歩きできるか ★★★★☆ ... 危ない印象はないが、夜は寒い。
【生活利便性】
日常生活必需品調達の利便性 ★★★★★ ... スーパーマーケットやドラッグストア(医薬品も購入可)、コンビニ、ガスステーションのショップが利用しやすい。
お店での商品の価格表示 定価 プラスセールスタックス(外税方式)
クレジットカード利用可否 ★★★★★ ... ネット通販の決済手段はクレジットカードのみ、手数料の転嫁なし
チップの習慣 あり
【交通事情】
公共交通機関の利便性 都市部:★★★★★ / その他地域:★☆☆☆☆
タクシー メーター
自動車を運転できるか
道路標識の言語 英語およびフランス語(ケベック州内はフランス語のみ)
道路の通行方法 右側通行
【通信事情】
国際電話国番号 +1
郵便局・郵便物配達の信頼性 ★★★★☆(Canada Post)
インターネットの利用可否 ★★★★★ ... インターネットなしでは日常生活に支障をきたすほどネットに依存する。公共の場所での無料WIFIサービスも多く開放されている。
インターネットの通信速度 ★★★★★ ... アメリカ合衆国の隣国だけに大変速い。
【携帯端末通信事業者】
事業者名 Bell
プリペイド料金プラン あり
iPad通信プラン あり(月極め)
国際ローミング ?
コメント プリペイド式のサービスが利用可能だが、最初にSIMカードを購入する時に20ドル以上の高額のアクティベーションフィーを取られるので、スマートフォンでない、従来の携帯電話で電話しかかけないようならば、国際ローミングで済ましたほうが得策。iPhoneなどスマートフォンは、プリペイドプランでデータ通信が可能なのでSIMカードを購入したほうがよい。
iPadについては、マイクロSIMカードをショップで入手後、Bell社のWEBサイト、Self Serve上で契約が可能(PC上から契約する)。現在は日本発行のクレジットカードでも決済が可能。iPad(2012年発売モデル)については、大きな都市では4G、LTEの高速通信が可能。
URL Bell [英語]

【コメント】
世界で第2位の面積を持ちながら、気候が厳しいためにほとんどの国民はアメリカ合衆国に近い場所に住んでおり、また観光スポットも南部に集中しています。アメリカ合衆国と生活システムはよく似ていますが、政治的なことは全く異なる国で、州の独立性が大変強い国です。公的制度が州によってバラバラというところがあります。極端なところでは、ケベック州の公用語がフランス語のみで、道路標識までフランス語オンリーです。カナダの中では異色な存在です。カナダはイギリス大好き!という感じで、元首がイギリス女王のエリザベス2世の割には、その中にフランス色の強いケベック州も含まれるという矛盾があります。
生活インフラやシステムはアメリカと同じですが、アメリカよりもイギリスナイズされていて(ケベックはフランス)、より穏やかな国です。アメリカのシステムが分かっていれば、何不自由なく旅行することができます。カナダも、大都市以外は車社会でレンタカーがないと不自由かもしれません。人々の気風がアメリカに比べて、よりリベラルです。エアカナダを利用しない限り、途中でアメリカ合衆国を経由することになり、入国審査など面倒な点があります。
海外旅行には向いた国ですが、最低片言の英語会話力は必要です。ケベック州ではほとんどの人がバイリンガルなので、英語が普通に通じます。

【リンク】

カナダ政府のビザ免除に関するページ

外務省各国・地域情勢ページ

外務省海外安全ホームページ

 


 

カナダの街たち

バンフ(Banff ; YBA) 【世界遺産】

緯度 N51度10分42.107秒(51.178363), 経度 W115度34分14.768秒(-115.570769)

2005年6月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

カナディアンロッキー観光の拠点の街

カナディアンロッキー観光の中心地で、拠点になる街です。カナダでナンバー1の観光地、とも言われているようです。夏場の観光はもちろん、冬もスキーができて、年中観光客でにぎわっています。
バンフは、温泉が見つかったというのが街の始まりで、その後、鉄道とともに観光が発展したとのことです。街の目抜き通りである、Banff Avenueには、ブランドものを含め、数多くのお店があって、ショッピングを楽しめます。大橋巨泉のOK牧場とかなんとか(笑)、というお店もありましたが、私は入りませんでした。街そのものが自然の中にあって、景色、空気ともに最高です! また、温泉が発祥の街というだけあって、入浴できる温泉(Upper Hot Springs)もちゃんとあります。ただし、素っ裸の日本スタイルではなく、水着着用で、温水プールのような感覚ですが。温泉に入ったら、「ババンガバン、バンフ、アービバノンノン♪」なんて、鼻歌を歌っちゃいました(笑)。
私は2泊して、Sulphur Mountain(サルファー山)にゴンドラで登ったり、Lake Louiseに日帰りドライブに行ったりしたのですが、旧道を走る道中で、野生のエルクに遭遇! すごいとです。。。かなりリゾートできること、請け合いですっ。「バババン、バババン、ババ バンフ」って感じ?(さぶっ)

バンフ公式インフォメーションへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約546KB)

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カルガリー(Calgary ; YYC)

緯度 N51度2分42.407秒(51.045113), 経度 W114度3分25.708秒(-114.057141)

2005年6月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★☆☆☆

カナディアンロッキーへのゲートウェイ都市

カナダ西部の大都市で、1988年には冬のオリンピックも開催されたことで、日本でも有名な街です。カナダ一の観光地、カナディアンロッキーには空港がないため、一般的には、ここカルガリーに一旦降りることになります。ダウンタウンは整然としていて、ほとんどが高層ビルで、石油やガス会社の本社が多いようです。毎年7月にはスタンピードといって、西部カウボーイの大祭典が行われるようですが、一般人にとっては、この街自体にそんなに観光資源はないようです。ただし、地図を扱うお店があって、そこではカナダの地形図が手に入るので、カナディアンロッキーでトレッキングなどしようという場合には、貴重な情報源になります。
私も、カナディアンロッキーに入るための玄関口として、初めてそんな街に入り、1泊したのですが、あまり長居したいとは思いませんでした。ダウンタウンのビル街が整然としすぎて、落ち着きませんでした。あと、空港に降り立ったときに、ハプニングに立て続けに遭いました。バゲージのキャスターが壊されていたり、レンタカーで予約した車がなくて、大型の高級バンに無料アップグレードしてくれたりで(これ自体はラッキー♪)、あまり印象がよくなかったのです。

カルガリー公式インフォメーションへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約577KB)

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エドモントン(Edmonton; YEA)

緯度 N53度31分59.999秒(53.533333), 経度 W113度30分0秒(-113.5)

2005年6月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

アルバータ州の州都、カナディアンロッキー北の玄関口

アルバータ州で第二の都市ですが、州都の街です。第一のカルガリーの人口が約88万人に対して、ここエドモントンの人口は約78万人で、ダウンタウンもこじんまりとしていて、親しみがもてます。ダウンタウンのオフィス街には銀行が多かったですが、ビジネス街一辺倒という訳でもなく、ショッピングモールや公園もあって、バランスが取れています。ダウンタウンの南には、Old Strathcona地区という、古い街並みの雰囲気がいいところもあります。
私がこの街をなぜ訪れたかというと、観光地があるわけでもないですが、世界一のショッピングモールがあって、行きたいと思ったからです。そのモールは、West Edmonton Mallといって、西の郊外にあって、バス便もあって交通には問題ないですが、行ってみたら、本当とんでもなかったです。広さも世界一で、モールの中にテーマパークが2か所、フードコートが3か所、大型プールが1か所、ジョイポリスみたいなシネコンが1か所と、お店が数百あって、一体買い物に行ったのか、観光に行ったのか、訳が分からなかったです(笑)。モールの端から端まで、歩くだけで、30分くらいはかかりました。ちょうど、お台場が一つの屋根に収まった感じかな。とても1日では見切れないので、このモールを満喫したい方は、モール内のホテルへどうぞ。

エドモントン公式インフォメーションへのリンク [英語/一部日本語]

ウェストエドモントンモールのページへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約567KB)

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ジャスパー(Jasper ; YJA) 【世界遺産】

緯度 N52度52分45.397秒(52.879277), 経度 W118度4分45.322秒(-118.079256)

2005年6月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

静かなカナディアンロッキーを味わう

カナディアンロッキー観光の、第二の目玉の街です。第一のバンフの、対抗馬のような街です。バンフは人が多く、とてもにぎやかなのに対して、ここジャスパーは、人の多さもほどほどで、静かなので、いい雰囲気です。ちょうど、バンフが箱根か伊豆あたりで、ジャスパーが軽井沢といった感じでしょうか。何しろ、ジャスパーの街の建築規制が厳しくて、建物は3階までだし、新築も規制されているようで、郵便局消防署、銀行も、昔のかわいい建物でした。街のイメージキャラクターがブラックベアーで、これまたかわいかったです。ジャスパーのほうが好き、という人々の気持ちがよく分かったような気がします。
ここは、純粋に観光やアクティビティを楽しむための街で、私も、2泊してWhislers Mountain(ウィスラーズ山)に登ったり、Maligne Lake(マリーン湖)で遊覧船に乗ったりしました(遊覧船に乗らないと、有名な風景までたどり着けません)。レストランが少なく、スーパーも小さいので、生活には少し不便かも。
ジャスパー国立公園と、バンフ国立公園の境に、カナディアンロッキーの目玉、コロンビア大氷原があります。日本のガイドブックには、バンフやジャスパーからツアーに参加しないと氷上車に乗れないと書かれていますが、実は個人でも、現地で予約なしで乗れることを、これまた現地で初めて知りました(但し、ユーモア&ギャグ全開のガイドは、英語)。氷河の先端を散策するのは無料ですが、氷上車に乗って氷河の奥まで行くほうは有料です。私は、両方とも満喫できて、昇天しそうでした。(冗談)

ジャスパー公式インフォメーションへのリンク [英語]

コロンビア大氷原雪上車ツアーのページへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約630KB)

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モントリオール(Montreal ; YMQ) 【世界遺産】

緯度 N45度30分31.212秒(45.50867), 経度 W73度33分14.371秒(-73.553992)

2011年10月旅行

コスモポリタン度:★★★★★
観光おすすめ度:★★★☆☆

セントローレンス川の対岸から見た街並み

旧市街の通り

カナダ フランス語圏の中心都市

ケベック州最大の都市であり、かつカナダで2番目に人口の多い大都市です。公用語がフランス語でありながら、人々が英語も話し、多くの民族が居住している、まさに「コスモポリタンシティ」と言いたいところなのですが、トロントほど多様な民族が住んでいるようには見えず、フランス語圏の移民に限られているのかと推測できます。実際会社もオフィスも多いモントリオールですが、やはりフランス語が話せないと住むのはつらいかなと正直なところ感じました。
ここモントリオールも歴史ある街で、ケベック、トロワ・リヴィエールに続いて開拓された街で、それらの街を抜いて毛皮貿易で繁栄し、街が大きくなりました。イギリスに支配された時もフランス語を放棄せず、現在でもカナダで唯一フランス語がメジャーな州です。それが「北米のパリ」と言われるゆえんです。アメリカの中でういているケベックの姿は、ここモントリオールでも顕著なのです。現在はインターネットの普及もあり、世界の共通語が英語になっているのが事実で、今後ケベックの在り方がどうなっていくのかは興味があります。言語のせいか、カナダの最大都市の座をトロントに譲り、モントリオールは過去の栄光にすがっているようにも見えます。
そんなモントリオールの街には、旧市街など観光資源も多いのですが、観光の街というよりは、ビジネス色の強い街です。国際映画祭などの有名なイベントがあって知名度は高いですし、国際機関の本部もあるような風格のある街です。エアカナダなどの本社はいまだモントリオールにあります。旧市街は世界遺産に指定され、市庁舎もその一角にあります。石畳に道路が見事に再現されており、実は街歩きが面白い街です。また、セリーヌディオンが挙式を挙げたというノートルダム大聖堂もこの旧市街にあり、荘厳な雰囲気が出ていました。
観光スポットめぐりと並んで、モントリオールの楽しみがショッピングです。サン・カトリーヌ通りが目抜き通りで、中心部の約1㎞の区間に流行りのお店が並んでいます。また、モントリオールは地下街が有名で、一度地下に入ると迷子になって出られなくなるくらいでした。その地下街とショッピングモールがつながっていて、これもまた多くのお店があるのです。考え方によっては、中心部全体が一大ショッピングモールで、その証拠にフードコートがあちこちにあって安い食事には困りません(おいしいレストランもたくさんあるといいますが)。ミニスーパーやドラッグストアが中心部にもあって、補給には困りませんが、モントリオールの街は大変広く、郊外に大きなスーパーがいくつもあると想像できます。
モントリオールの街は、それぞれの地区内では歩いて回れるのですが、例えば旧市街からダウンタウンの移動のように、違う地区に行く場合はメトロに乗らないときついです。メトロの運賃は結構高いのですが、一日乗車券がお手頃なので、ICカードOPUSにチャージすると大変便利です(北米唯一のIC交通カードでは?)。メトロの車両は、鉄道のほかにゴムタイヤが使用されていますが、特に乗り心地がいいわけではありません。パリのメトロを真似したと思われますが、パリよりも車両はよほどきれいです。
いい観光インフラがありながら、言語や文化面、これまでの経緯で一級の観光地になりきれていないのが残念です。

モントリオール観光局サイトへのリンク [英語]

ケベック州観光公式サイトへのリンク [フランス語・英語]

STM(モントリオール島内のメトロ・バス運営会社)サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約3.41/4.04MB)

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ケベック(シティ)(Quebec ; YQB) 【世界遺産】

緯度 N46度48分11.819秒(46.803283), 経度 W71度14分34.066秒(-115.570769)

2011年10月旅行

コスモポリタン度:★★☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

セントローレンス川と旧市街

旧市街ロウアータウンの街のたたずまい

北米最古の旧市街を歩く

カナダの中でもフランス語が公用語の変わった存在のケベック州。そのケベック州の政治の中心地が、ここケベックです。街の正式名称はフランス語で「Ville de Quebec」ですが、道路標識などでは単にQuebecと表記されているので、このサイトでも、Quebecと表記します。それにしても、ややこしいですねぇ。ケベック州自体がややこしい存在なのですが。。。
歴史的には、フランス人が北米大陸に上陸し、植民地を作ったのが、ここケベックで、城塞都市が築かれました。それがよく残っていて、世界遺産に指定されて、完全に観光に頼った街になっています。アメリカで400年街がありのまま残っているというのが大変珍しいです。
今まで訪れる機会がなかったというか、ケベックを敬遠していたのですが、いよいよ訪れることになりました。航空アクセスはほとんどがカナダ国内線で、アメリカからの国際線がごく少数といったところです。私は、数少ないシカゴからのフライトでアクセスしました。旧市街が世界遺産として保存され、観光の対象になっていることから、高級チェーンホテルは城塞の外の新市街にあるのみで、チェーンホテルの数が少ないです。その分、旧市街の中の小規模のホテルやオーベルジュに滞在するというちょっと変わった宿泊パターンで、安いホテルからどんどん満室になるという状況でした。航空会社のマイルがたまらないんですよね、ノーブランドのホテルばかりだと。
旧市街は丘の上下でアッパータウンとロウアータウンに分かれ、古い街のたたずまいを味わえます。また、お土産物屋や小さなブティックが多くあります。新市街にはケベック州の議事堂や高いビル(の屋上にある展望台)があり、街を出ると高速道路沿いにショッピングモールがあるといった街のレイアウトです。この街自体は2日間あればよくめぐることができますが、スーパーやコンビニ、ファストフードが旧市街の中にほとんどなく、車で街の外に出る必要がありました。街を歩いていた観光客のほとんどがツアー客で、彼らは生活に不自由がないでしょうが、私みたいな個人旅行者には由々しき問題でした。観光客と地元民が完全に分離した街といえるでしょう。
観光案内所にはこんなゆるキャラがありましたが、かわいいでしょうか?ケベック州に入って、フランス語表記が徹底されていて、道路の停止標識までフランス語だったので、はっきり言って引いてしまいました。とはいえ、ケベックは北米離れした雰囲気の街なので変わった体験ができるのは確かでしょう。アーティストが結構街にいるようで、建物の壁画が見事でした。
観光客がほぼいないであろうショッピングモールにも潜入?しましたが、どのお店でも英語が通じました。フランス語を徹底しながらも、英語とのバイリンガル教育が行き届いているんだろうと思い、ある種のすごさを感じました。

ケベック州観光公式サイトへのリンク [フランス語・英語]

ケベック市観光局公式サイトへのリンク [英語]

Place Fleur de Lys(便利なショッピングモールです)サイトへのリンク [フランス語]

(拡大画像の容量 : 約3.74/4.23MB)

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トロント(Toronto ; YTO)

緯度 N43度39分11.614秒(43.653226), 経度 W79度22分59.462秒(-79.383184)

1994年3月、2011年4-5月旅行

コスモポリタン度:★★★★★
観光おすすめ度:★★★☆☆

カナダの最大都市、多民族都市

エアカナダを利用してキューバに向かうため、トランジットで行きと帰りにそれぞれ1泊づつした街です。学生時代に訪れて以来、思わぬ形でトロントを再び訪れました。
ここトロントは、オンタリオ州の州都かつ、カナダ最大の都市で、金融・経済の中心になっています。さながら、ミニニューヨークを考えてしまうのですが、意外なことにずいぶんさみしい街なのです。街や建物がきれいで整然としているのは確かですが、何か無機質なものが支配していて、人間的な活気が感じられないのです。今回は、トランジットでの滞在のため、ダウンタウンに出たのが夕暮れ時になってしまったのですが、お店が閉まるのが早く、閉店時間を意識しながらショッピングセンターを歩いていました。そんなわけで、夜は早く、静まり返ってしまいます。
そんなトロントですが、非常にコスモポリタンな街で、ニューヨーク以上に多民族の社会です。旅行者でも、現地市民に間違われるような気がします。実際、スペイン語や中国語の会話が聞こえてきました。そこがまた、カナダの魅力なのですが。
基本的には観光するための街ではなく、生活するための街です(大学は多いです)。観光的にも、CNタワーやオンタリオ州議事堂や若干のミュージアムがある程度とさみしいものですが、大都市だけに買い物は楽しめます。ダウンタウンに、Eaton Centreという巨大なショッピングモールがあり、このモールを取り巻く一帯がダウンタウンの盛り場です。iPhoneアプリがあるほどのモールなので、ショッピングするのに1,2時間ではとても足りず、最低でも半日はモールにいるのをお勧めします。
ダウンタウンのホテルに泊まって観光する限り、地下鉄やバスを利用することは想定できませんが、私はバスと地下鉄でダウンタウンに「通勤」しました。利用は初めてでしたが、地下鉄もバスもシステマチックで、短期滞在者にも簡単に使いこなせて便利です。
ナイアガラフォールズへの拠点で、日帰り観光ができます(下記)。
 
【1994年3月旅行時の印象】
アメリカの都市を旅行している中で、カナダにも入っておきたいと訪問した都市です。2泊して、Niagara Fallsを日帰りで観光しました。フロリダからわずか1週間ほどで上がってきて、まだ3月だったのでやたら寒かったです。オタワ(Ottawa)には行く時間がありませんでした。
ここトロントは整然と区画された街で、カナダ、っていう感じでした。北米大陸の小イギリスという感じです。懐かしい感じさえしました。ここの人々は本当にイギリスが好き、といったように見えます。しかし、カナダ人はどうしてあんなに熊のように巨体なんでしょう?
Niagara Fallsへはグレイハウンド(Greyhound)のバスで行きましたが、思いの外不便で、滝に着くまで余計な時間がかかってしまいました。でも、滝を間近に見た時は疲れが吹き飛びました。徒歩でアメリカ側にも渡り、橋の上で国境線をまたぎました。ここへは、いずれかのツアーに参加して行くことをお勧めします。

オンタリオ州観光局サイトへのリンク [日本語]

ツーリズムトロント(ビジター協会)サイトへのリンク [日本語]

Toronto Transit Commission (トロント市交通局)サイトへのリンク [英語]

Toronto Eaton Centre サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約2.17MB)  

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トロワ・リヴィエール(Trois-Rivieres ; YRQ)

緯度 N46度20分35.664秒(46.34324), 経度 W72度32分35.819秒(-72.543283)

2011年10月旅行

コスモポリタン度:★☆☆☆☆
観光おすすめ度:★★☆☆☆

ケベック州の古いたたずまいが残る街

ケベックからモントリオールまで移動する途中で寄った街です。ケベックからもモントリオールからもちょうど130㎞で、ドライブで休憩しながら観光するにはもってこいの街です。小さな田舎町かと思いきや、結構人口がいるそれなりの都市なのです(ケベックの田舎、というのは本当ですが)。
ここも歴史のある街で、17世紀にケベック州で2番目に入植が始まった街とのこと。そのため、街の中心には大きな教会や入植当時を復元した家など、古いフランスの入植地というスポットがいくつかあります。しかし、この街の観光スポットはほとんどが月曜日休みですが、私が訪れたのがなんと月曜日だったのです。そのため、ほとんど観光ができずに街歩きした程度になってしまいました。
街の中心部はこじんまりしていて、ランチを取れそうなレストランやカフェも、マクドナルドと数軒のお店があるだけでした。しかし、この街の人たちはとても親切で、「ようこそケベックへ」と言ってくれました。観光案内所がしっかりしていて、地図をもらうだけなのに月曜日だからほとんど休みとか、それでも開いているスポットなどを丁寧に教えてくれました。大都会にはないホスピタリティで、観光には田舎がいいなぁと思った瞬間でした。
観光スポットとしては、大聖堂といくつかのミュージアム、古い家などがあります。観光地ではないのでお土産物屋などはありませんが、休憩地としてリフレッシュするにはお勧めの街です。

トロワ・リヴィエール市観光局サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約4.29MB)  

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