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チェコ国旗チェコ国章

チェコ共和国の概要

【国/地域の諸元・統計】
正式国名(日本語) チェコ共和国
正式国名(現地語) Ceske Republiky
ISO国コード CZ / CZE / 203
面積 78,865km2(117位)
人口(2013年) 10,521,468人(81位):世界銀行統計
人口密度(2013年) 133.41人/km2
宗教 キリスト教(カトリック):少数、無宗教者が多い
公用語 チェコ語
通じる言語 チェコ語:★★★★★、英語:★★★★☆ ... 以前より格段に通じるようになった。観光地では問題なく通じる。
通貨 チェココルナ(CZK)
国家連合加盟状況 EU、OECD、シェンゲン協定
名目GDP(2013年) 198,449百万ドル(51位) / 1人当たり18,861ドル(35位):世界銀行統計
先進国 ★★★★★
在留邦人数 1,613人(2013年):外務省統計
日本人渡航者数 136,557人(2012年):JATA統計
【付加価値税(消費税)】
名称 付加価値税(DPH)
税率 21%(内税)
軽減税率 あり:食料品15%
【物価水準】
コーヒー(飲料) 75コルナ(Starbucks、アイスコーヒーGrande)→日本円換算約390円(2015年6月現在)
ファストフード 129コルナ(Burger King、Whopper Meal)→日本円換算約670円(2015年6月現在)
食事の予算【一人当り最安】 ランチ:100コルナ、夕食:250コルナ
大雑把な金銭感覚 200コルナ紙幣が約1,000円、1000コルナ紙幣が約5,000円
【入出国管理】
ビザ取得の要否 不要(観光・商用) ※日本国籍の場合
滞在可能期間 シェンゲン圏内で90日(180日間のうちに90日間限度)
入国カード・書類 なし
生体情報の収集 なし
特記事項 シェンゲン協定加盟国のため、入国審査は圏外から最初に入る空港で受ける(チェコの空港とは限らない)。※税関検査は、一応到着したチェコの空港
【旅行関係】
旅行先としてのおすすめ度 ★★★★☆ ... 古い街の風景が好きな人には訪れる価値のある国です。交通機関など日本とシステムが似ていて、英語も通じるので、海外旅行初級者でも個人旅行が可能です。
リゾート度 ★☆☆☆☆ ... 古い街にリゾートさはあまり感じません。
長所 中世の古い街がよく残っていて、観光旅行に適する国です。また、旧東欧の国にしては、よく英語が通じるので、旅行しやすいです。それと、物価が断然安いのは注目です。
考慮すべき短所 これも旧東欧の影響か、交通機関の案内所での案内が不十分なので、よく準備が必要です。
窃盗などの旅行者に対する軽犯罪が多発することは懸念点です。
旅行手配について 2か国以上旅行する場合は、個人手配が望ましい。
一人旅の快適さ ★★★★☆ ... 基本的には安全だが、盗難など軽犯罪には注意が必要。
世界遺産 12箇所:ユネスコリストより
【治安・安全】
水道水を飲めるか ★★★☆☆ ... 問題ありませんが、ミネラルウォーターのほうがおいしいです。
夜間屋外を一人歩きできるか ★★★☆☆ ... 大都市では、女性の一人歩きは注意すべきです。
【生活利便性】
日常生活必需品調達の利便性 ★★★★☆ ... 大都市では大手のスーパーが、地方では個人経営のスーパーがあり、利便性はいいほうです。
お店での商品の価格表示 定価表示(内税)
クレジットカード利用可否 ★★★★☆ ... 小さなお店では使用できません。
チップの習慣 一応あり ※高級レストラン以外は実際出す場面が減っていると感じます。
【交通事情】
公共交通機関の利便性 ★★★★★ ... 都市内、都市間の公共交通機関が完備されており、それらの機関で移動が問題なくできます。運賃設定も安いです。
タクシー メーター ※ぼったくることがあると聞くので、なるべく利用しないほうがいいでしょう。
自動車を運転できるか
道路標識の言語 チェコ語
道路の通行方法 右側通行
【通信事情】
国際電話国番号 +420
郵便局・郵便物配達の信頼性 封書、ポストカードの郵送は問題ありません。
インターネットの利用可否 ★★★★☆ ... インターネットカフェはあまり見かけません。ホテルにネット接続されているPCがあるはず。
インターネットの通信速度 ★★★★☆ ... 日本のサイトを含め、速度に問題は感じませんが、ホテルによってはWIFIにつながりにくい場合があります。
【携帯端末通信事業者】
事業者名-1 Vodafone CZ
プリペイド料金プラン あり
iPad通信プラン あり
国際ローミング
コメント プラハ空港の到着ロビー(出口)にショップがある唯一の携帯通信会社で、プリペイドSIMカードを即座に購入できます。西欧諸国並みの価格水準で高価に感じますが、通信速度は大都市ではLTEが達成されていて快適です。
URL Vodafone[英語]

【コメント】
チェコはドイツの東隣にある小さな国です。かつては旧東欧の国としてロシア(旧ソ連)側にいましたが、20世紀末の体制変化でEUの一員になりました。東欧時代は、東隣のスロバキアと同じ国で、チェコスロバキア社会主義共和国でした。
民族が東欧のスラブ系なので、人々の顔立ちが西欧諸国の人々とは違うことがわかります。例えば、プラハの周辺部地域では旧東欧規格のアパートなどの建物が多く建っていて、かつては東欧だったことが実感できるかと思います。
EUに加盟しているにもかかわらず、通貨がいまだユーロに移行しておらず、地元の通貨コルナの使用が続いています。両替は煩わしいのですが、安い物価水準が維持されていて、旅行者にとってはうれしい限りです。経済水準にもかかわらず、インフラはよく整備されていて、特に鉄道はよく発達しています(いまだ客車列車が主流ですが)。
この国の言語、チェコ語が難解で、外国人はまず読めないものと思われますが、チェコが西欧志向が高いのか、英語がよく通じます。他の西欧諸国と違って、現地語を話さなくても侮られなくて済むところはあるかと思います。
旅行はしやすい国なのですが、チェコの人々は、例え案内所の人でも、分からないことを察して案内してくれないので、日本人だと混乱する部分があるかもしれません。分からないことは分からないとはっきり申し出て相談したほうがいいでしょう。私自身は、この点については正直ムカつきました。
観光客が多い国なので、軽犯罪対策が欠かせません。特に、プラハでスリの被害にあったという情報が多いので、特別注意が必要です。特に財布は無事でもその中の現金だけやられるので、明らかにプロの犯行なのです。筆者もやられました。。。貴重品は持ち歩かず、ホテルの金庫に入れることが相対的に一番安全だと思われます。

【リンク】

在日チェコ共和国大使館ページ

外務省各国・地域情勢ページ

外務省海外安全ホームページ

 


 

チェコ共和国の街たち

クトナー・ホラ(Kutna Hora)【世界遺産】 クトナー・ホラ市章

緯度 N49度57分8.752秒(49.952431), 経度 E15度16分7.154秒(15.268654)

2015年6月旅行

コスモポリタン度:★★☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

中央ボヘミアに位置する世界遺産、ちょっと怖い教会あり

【必見スポット】
◆ 聖バルバラ教会(Chram sv. Barbory)を含む旧市街
◆ セドレツ地区にある納骨礼拝堂(Hrbitovni kostel...)の内部

首都のプラハを離れるものの、プラハには近くて日帰りできる世界遺産の街がないかと思って探したら、ガイドブックに載っていていたのが、クトラー・ホラです。プラハから東に約70km離れています。
行き方としては鉄道で十分行って来られる街で、プラハ本駅からR(快速)で約1時間です。このRの列車が2時間に1本しかないので、チェコ国鉄のウェブサイトで時刻表を予めチェックしておくことをお勧めします。R列車で着くクトナー・ホラ本駅(Kutna Hora hl. n.)ですが、これが街の中心から4kmも離れていますが、本駅でローカル線に乗り換え、2駅乗ったところで旧市街最寄りのメスト駅(Mesto)に着くので、不便ではありません(本線の列車にすぐに接続します)。メスト駅から街の中心の広場までは、歩いて10分強と本当に近いです。もちろん長距離バスでも行くことができますが、私はあいにく体験していません。

クトナー・ホラには街の中心部である旧市街と、本駅に近いセドレツ(Sedrec)という地区の2つの地区がともに世界遺産の対象になっています。セドレツにもローカル線の駅があって、そこから見どころの教会までは徒歩数分の近さです。
旧市街にある教会、聖バルバラ教会(Chram sv. Barbory)がこの街で一番大きい教会で、この街が過去に繁栄したことがわかります。他にも、かつての造幣局であったイタリアン・コート(Vlassky dvur)や鉱山博物館(Muzeum Hradek)があり、いずれも中をガイドツアーで見ることができます。プラハからの日帰りだと、時間配分が結構難しいです。旧市街にある広場、パラツキー広場(Palackeho nam.)には何軒かカフェがあって、軽いランチを取ることができます。観光客の数はプラハよりは段違いに少なくて、ゆっくりと街歩きができることは言うまでもありません。
セドレツ地区には強烈な見どころがあって、納骨礼拝堂(Hrbitovni kostel...)の内部は必見です。昔、この教会に納骨されたいという修行者が多くやってきたとの話があり、教会の内部のデコレーションがすべて人骨なのです。パーツごとに揃っているので、狭い内部ながらもかなり迫力があります。もう1か所の聖母マリア大聖堂は普通の大きい教会ながら、階段を登って屋根裏を見学できます。この地区にはカフェが1軒しかないので、ランチは旧市街に行ってからとるのがよいかと思います。

チェコ政府観光局(クトナー・ホラ)サイトへのリンク [日本語]

クトナー・ホラインフォメーションサイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約4.69MB)

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プラハ (Praha ; PRG)【首都】【世界遺産】

プラハ市章

緯度 N50度4分31.937秒(50.075538), 経度 E14度26分16.084秒(14.437801)

2002年7月/2015年6月旅行

コスモポリタン度:★★★★☆
観光おすすめ度:★★★★★

ヴルタヴァ川から望むプラハ城

旧市街と旧市庁舎

チェコの首都プラハで中世の街並みに迷い込む

【必見スポット】
◆ プラハ城(Prazsky hrad)から旧市街までの街並み
◆ マリオネットやオペラの鑑賞

チェコ共和国の首都ですが、(中心部は)小さな街で、きっと誰でもそんな印象は抱かないでしょう。古い中世の町並みがとてもよく残っていて(表現が月並みですが...)、駅を降り立ったとたん昔にタイムスリップしたかと真剣に錯覚します。「東欧のパリ」とも呼ばれていたような... ヨーロッパへ行く場合、ぜひルートに加えてみてください。きっと、足を伸ばす価値があるとお約束します!
チェコの政治・経済の中心というのも一面ですが、それよりも街すべてが新鮮な観光の対象です。まさに、街全体がひとつのテーマパークと言えます。観光して、食事して、買い物して... 古い街並みが世界遺産に登録されているという事実は当然として、この街のすごいところは、そのまま生活の場として機能していることでしょう。例えば、プラハ城の一部が実際に大統領府として使われていたりします。チェコはまた、旧東側の国でスラブ系の人々の国なので、人々の顔つきが西欧の国とは違い、新鮮さを感じるでしょう。

プラハへは、毎日ではないですが韓国のソウルから直行便があります。飛行機でプラハに入る場合は、ドイツなどの他のヨーロッパの国で乗り継いで入る場合が多いかと思います。空港から中心市街には、市バスのAirport Expressが便利で、地下鉄の共和国広場駅(Namesti Republiky)か国鉄の中央駅(Praha hl. n.)に直行できます。ただ運賃は60コルナと普通の地下鉄・バスとは違って、そのチケットを使用できないので要注意です。旧市街の観光だけではあまり使わないだろうメトロ(地下鉄)と路面電車(トラム)が充実していますが、街を歩きとおすこともできるので、あまり乗る機会はないかもしれません。(郊外のホテルに滞在する場合はその限りにありません)

旧市街からプラハ城のかけての地区は狭くて、十分歩いて回れます。通りが迷路状に入り組んでいて、かなり街を歩きなれたとしてもいつの間にか意図しなかった違う場所に迷い込んでいたりします。また、狭い通りのそこここにお店がひしめいていて、ぶらついているだけでもとても面白くて時間が経ってしまうでしょう。見所はたくさんあり、最低2、3泊は必要でしょう。旧市街、プラハ城、ユダヤ人地区(時間が許すなら、ここよりもテレジン(下記)まで足を伸ばすことをお勧めします)などが昼間のハイライトで、夕方からはオペラやコンサート、マリオネットなどインドアの芸術が楽しめます。特にプラハ的に特徴あるのがマリオネット(人形劇)で、パペット人形(あやつり人形)がオペラの楽曲に合わせて踊るものです。あまりよそで観れるものでもなさそうなので、プラハで一度観ておくのもよいでしょう。買い物といえば、ブランド物よりはボヘミアングラスが有名です(ぼったくり注意)。
ヨーロッパの中でも第一級の価値のある観光都市ですが、それゆえ観光客でいつでも混雑していて、特に夏場はゆっくり観ていられないのが難点でしょうか。人込み嫌いな人には辛いかも。 プラハのスリ(盗難)の被害数は半端なく多いようなので、注意してください。筆者も最近の訪問時にやられてしまいました。。。

チェコ政府観光局(プラハ)サイトへのリンク [日本語]

プラハ公式インフォメーションへのリンク [英語]

プラハ市公共交通会社へのリンク[英語]

(拡大画像の容量 : 約4.60/5.82MB)

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テレジン (Terezin)

緯度 N50度30分39.607秒(50.511002), 経度 E14度9分2.009秒(14.150558)

2002年7月旅行

コスモポリタン度:★★★☆☆
観光おすすめ度:★★★★★

チェコでナチスの収容所を体験する

【必見スポット】
◆ 小要塞(Mala pevnost)にある強制収容所跡

プラハ滞在3日目にして1日時間ができたので、足を伸ばした街です。プラハからは、フローレンスにあるバスターミナルからバスで約1時間で着きます(帰りのバスは、街の中心か小要塞近くのバス停から乗れますが、プラハではホレショヴィツェ駅で降ろされます)。チケット売り場とバス乗り場がわかりづらくて苦労しました... (でも、乗り場にある時刻表は正確なのでそれを確認できれば安心!)
プラハの北西約70kmのところにある小さな街で、もともと防衛地点としての要塞として作られた街ですが、ナチスドイツがユダヤ人を収容したところとして有名です。プラハに比べたら人がとても少なく、チェコののどかな田舎を見られた場所です。街全体が大要塞で、ユダヤ博物館とゲットー(ユダヤ人の居住地区)となっており、そこから川を渡って1km離れた場所に、ナチスが実際に収容所として使った小要塞があります。食事する場所や休憩する場所はほとんどありません。
ユダヤ資料館がある街の中心部は、実際の街ですが、かなり寂れた印象がありました(といっても安全でしたが)。ここの資料館がプラハに負けない展示量を持っていて、ユダヤ人とナチスの関係をよく理解できました。日本語のパンフレットが用意されていてくれたので、それも理解に役立ちました。それでいて、ここの入場料がプラハのゲットーの入場料の約3分の1なので絶対安くて、人も少なくて落ち着けるので、チェコでユダヤの展示を見るならここが絶対にお勧めです!
ポーランドのアウシュビッツと比べたら規模は到底かないませんが、小要塞=収容所にはシャワールームなどそのまま残っていて生々しいものがありました。英語の記録映画もやっていて(約30分間)、無料で観ることができます。
世界遺産に登録されてもいいところだと思うのですが...

テレジンメモリアル公式サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約190KB)

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