旅先選びの羅針盤

気分がハイテンポな海外旅行都市情報

kibunhigh's Overseas City Guide & Travel Log

www.kibunhigh.net

 

各都市の情報・印象に移動

イタリア国旗イタリア国章

イタリア共和国の概要

【国/地域の諸元・統計】
正式国名(日本語) イタリア共和国
正式国名(現地語) Repubblica Italiana
ISO国コード IT / ITA / 380
面積 301,336km2(72位)
人口(2013年) 59,831,093人(23位):世界銀行統計
人口密度(2013年) 198.55人/km2
宗教 キリスト教(カトリック)
公用語 イタリア語
通じる言語 イタリア語:★★★★★、英語:★★★☆☆ ... 旅行レベルならば会話は英語で問題ない(観光地)。ヨーロッパ主要国の中では最も英語が通じない。
通貨 ユーロ(EUR)
国家連合加盟状況 EU、OECD、シェンゲン協定
名目GDP(2013年) 2,071,306百万ドル(9位) / 1人当たり34,619ドル(26位):世界銀行統計
先進国 ★★★★★
在留邦人数 13,200人(2013年):外務省統計
日本人渡航者数 353,547人(2012年):JATA統計
【付加価値税(消費税)】
名称 付加価値税(IVA)
税率 22%(内税)※レシートにIVAの記載がないのはいただけません。
軽減税率 あり:公共交通、書籍、食料品など...最低4%から
【物価水準】
コーヒー(飲料) (該当データなし)
ファストフード 7.30ユーロ(Burger King、Whopper Meal)→日本円換算約1,022円(2014年8月現在)
食事の予算【一人当り最安】 ランチ:10ユーロ、夕食:20-25ユーロ
大雑把な金銭感覚 5ユーロ紙幣が約1,000円、10ユーロ紙幣が約2,000円
【入出国管理】
ビザ取得の要否 不要(観光・商用) ※日本国籍の場合
滞在可能期間 シェンゲン圏内で90日(180日間のうちに90日間限度)
入国カード・書類 なし
生体情報の収集 なし
特記事項 シェンゲン協定加盟国のため、入国審査は圏外から最初に入る空港で受ける(イタリアの空港とは限らない)。※税関検査は、一応到着したイタリアの空港
【旅行関係】
旅行先としてのおすすめ度 ★★★★☆ ... 豊かな自然、類まれな美術作品などの観光資源など、旅行先には本来最高です。ただし、犯罪対策など個人旅行の経験とコツがいるため、個人旅行に関しては中級者向けの国です。
リゾート度 ★★★☆☆ ... 海岸部ではリゾートが楽しめます。
長所 世界の中でも観光資源が集中しており、美術鑑賞を楽しんだり、食事がおいしかったり、気候が良かったりと、旅行先としては申し分ありません。
考慮すべき短所 ヨーロッパ主要国にしては、英語が通じにくい国です。また、地理的特徴から、人々が保守的で閉鎖的な面がみられます(日本と保守性が似ています)。
窃盗、詐欺などの旅行者に対する軽犯罪が多発することは致命的です。
旅行手配について 特定のコース(パッケージツアー)以外の自由旅行は個人手配で問題なし
一人旅の快適さ ★★★★☆ ... 男女で違いがあり、女性は男性の付きまといに要注意です。男性は問題なし。
世界遺産 49箇所:ユネスコリストより
【治安・安全】
水道水を飲めるか ★★★★★ ... 問題ありませんが、ミネラルウォーターのほうがおいしいです。
夜間屋外を一人歩きできるか ★★★☆☆ ... 大都市では、女性の一人歩きは注意すべきです。
【生活利便性】
日常生活必需品調達の利便性 ★★☆☆☆ ... 日本のコンビニに当たるお店はありません。スーパーマーケットは街の周辺部にあることが多く、市街中心部での買い出しは不自由します。
お店での商品の価格表示 定価表示(内税)
クレジットカード利用可否 ★★★★☆ ... タバッキなど小さなお店では使用できません。
チップの習慣 あり ※高級レストラン以外は実際出す場面が減っていると感じます。
【交通事情】
公共交通機関の利便性 ★★★★★ ... 都市内、都市間の公共交通機関が完備されており、それらの機関で移動が問題なくできます。運賃設定も安いです。
タクシー メーター ※ローマでは、メーターを使わないでぼったくることがあると聞きます。要注意です。
自動車を運転できるか
道路標識の言語 イタリア語
道路の通行方法 右側通行
【通信事情】
国際電話国番号 +39
郵便局・郵便物配達の信頼性 封書、ポストカードの郵送は問題ありません。小包も問題ないと思われます。
インターネットの利用可否 ★★★★☆ ... インターネットカフェはあまり見かけません。ホテルにネット接続されているPCがあるはず。
インターネットの通信速度 ★★☆☆☆ ... WEBサイトの応答が遅めです。海外のサイトでは応答せず、表示できないことがあります。
【携帯端末通信事業者】
事業者名-1 TIM
プリペイド料金プラン あり
iPad通信プラン あり
国際ローミング
コメント テレコムイタリアの携帯電話部門で、店舗数から見る限りはイタリアで独占状態で、旅行者でも十分利用できます。大都市から地方まで万遍なく店舗がありますが、英語が通じるのは大都市の一部の店舗でしょう。英語が通じるスタッフがいる店舗であれば、スムーズにSIMカードを契約し、ゲットできます。マンスリープランも適切です。
URL TIM[イタリア語]
事業者名-2 Vodafone IT
プリペイド料金プラン
iPad通信プラン
国際ローミング
コメント イタリアでは店舗数が少なく、利用しやすいとは言えません。大都市以外の地方では店舗数が大幅に少ないです。
URL Vodafone[イタリア語]

【コメント】
ヨーロッパの南に位置する主要国ですが、地理的にアルプス山脈と海に囲まれた国土であることから他の国と遮断されており、それ故イタリア独特の古臭さが残っていて、保守的に感じるでしょう。また、ヨーロッパの主要国にしては最も英語が通じにくい国で、英語に苦手意識を持った人たちを多く見受けます。観光地でも、イタリア語と英語がミックスされたコミュニケーションが普通で、語学が苦手だとコミュニケーションに苦労するかもしれません(イタリア人は悪いことに、コミュニケーションをとりにくい人を特に嫌がります)。独特の文化があるので、個人旅行に慣れていないと、イタリアに対して嫌な思いをして帰ってくることも多いと思います。
イタリアは世界遺産の数が100か所に届こうとする観光大国で、建築、絵画などの芸術作品の秀逸さ、食の豊かさ(食事がおいしい)、気候の良さで、多くの観光客をひきつけています。旅行シーズンだと、観光客数が桁外れの多さで、観光スポットは人々でごった返します。
イタリアはラテン圏の国で、日本とは文化も人々の考え方も全く違うので、それを分かっていないと、全ての物事が嫌に感じてしまうかもしれません。例えば、有人窓口やスーパーでも釣銭の準備がいまいちで、正確なお釣りをもらえないのには悪い意味でちょっと考えられません。「まあ、イタリアだから。。。」と軽く流すことも必要ではないかと考えます(楽しめれば、恐らくまた行きたい国になるはずです)。
イタリアのいいところは、公共交通機関が大変利用しやすいことです。路線ネットワークだけではなく、運賃水準も手頃なので、旅行者には優しいです。また、ドライブする場合も、国内は高速道路が充実しているので、快適に移動できるかと思います。
イタリアでの物価は、品目によって高低があります。レストランでの食事、観光スポットの入場料金など観光関連の物価はやはり高めですが、上述した公共交通機関の運賃、スーパーでの食料品の価格など生活関連は大変安いので驚きです。
大注意なのが、旅行者に対する軽犯罪対策です。イタリアの有名観光地や鉄道の駅には不法滞在者と思われる人々(多くはアフリカ系の黒人およびインド・タミル人)が多数いて、また、時にはイタリア人そのものによって、あの手この手で旅行者の財産を略取します。この手の犯罪者は政府によって厳しく取り締まられるべきですが、イタリア政府はどういうわけか取り締まりが甘くて、犯罪者の存在を許してしまっています。こちらから頼んでいないのに近づいてきて、無料と偽って後から金銭を要求するパターンがほとんどなので、怪しい人を見分けることができます。くれぐれも注意してください。(詳しいご質問は、管理人まで)

【リンク】

在日イタリア大使館ページ

外務省各国・地域情勢ページ

外務省海外安全ホームページ

 


 

イタリア共和国の街たち

フィレンツェ(Filenze ; FLR) 【世界遺産】 フィレンツェ市章

緯度 N43度46分15.719秒(43.771033), 経度 E11度14分52.804秒(11.248001)

1995年6月/2014年7月旅行

コスモポリタン度:★★★☆☆
観光おすすめ度:★★★★★

ミケランジェロ広場から街の遠望

ヴェッキオ橋の賑わい

イタリア中部随一の街で中世の栄光と富を垣間見る

【必見スポット】
◆ ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi):予約推奨
◆ ミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)

イタリア中部トスカーナ地方の中心都市で、メディチ家ゆかりの街です。イタリアを観光する中で、どこを抜かしてもフィレンツェとヴェネツィアだけは抜かすな、というくらい訪れる価値のある街です。中世にフィレンツェで興ったルネッサンス関連の芸術作品の宝庫で、フィレンツェ抜きにルネッサンスを語れません。街中芸術作品だらけといっても過言ではありません。フィレンツェはイタリア統一まで他の都市に戦争で敗れたことがなく、トスカーナの中心として繁栄してきて、今日でも富と栄光がここには確かにあります。
フィレンツェに行くには、イタリア国内からは鉄道が便利ですが、他のヨーロッパの国、あるいは日本からフィレンツェに直行するには、フィレンツェ空港に直接入ることができます。ただし、日本からの直行運賃は、ミラノやローマなどのメジャーな都市への運賃に加算運賃が加わり、高くなることがあるので、大都市から鉄道で入るか(運賃が低廉)、加算運賃を払ってでも直接飛行機で入るかは、あなたの好み次第です。
フィレンツェは一地方都市と馬鹿にしがちですが、著名な観光都市なこともあって、大都市と感じるはずです。ミラノのような見本市はありませんが、ホテルの宿泊料金は高めですし、観光スポットの入場料金も安くありません。ただし、ローマのような軽犯罪はフィレンツェでは多くないような印象があります。
フィレンツェの旧市街はそれほど広くはなく、公共交通機関もミニバスが入るだけで、観光は原則徒歩で移動することになります。TrenItaliaの中央駅(SMN駅)も旧市街から近く、ホテルまで徒歩で移動することができます。街の中心以外の観光スポット(ミケランジェロ広場など)には路線バスで行った方が楽で、WEBサイトで路線バスの時刻などの情報を参照することができます。街は大きくないものの、いかんせん観光スポットが多いので、中1日ですべての観光スポットを回るのは厳しいです。ブランド品の買い物に興味があるようならば、特に観光と合わせて中3日は取ることをお勧めします。
是非見ていただきたいのが、ミケランジェロ広場からのフィレンツェ市街の遠景です。夕暮れ時は特に景色がきれいですが、写真は逆光になります。街に着いてから最初に行ってみると、フィレンツェの街の様子がよく分かるかと思います。観光スポットの多くが教会かミュージアムで、毎週月曜日には多くのスポットがお休みになりますので、旅行計画には注意してください。私の場合、滞在がちょうど月曜日になってしまったため(半日のみ)、無駄な半日を過ごすことになりました。有名作品のあるミュージアムが、ウフィツィ美術館(Galleria degli Uffizi)とアカデミア美術館(Galleria dell' Accademia)で、必見スポットです。ウフィツィ美術館はメディチ家統治時代のオフィスだった建物で、ボッティチェリのヴィーナスの誕生や春といった超有名作品がありますが、事前のWEB予約をしていかないと、入館まで長時間待つことになります。アカデミア美術館には、ダビデ像のオリジナルがあるので、どうしても見たい方はどうぞ。また、ヴェッキオ宮(Palazzo Vecchio)を見たり、ヴェッキオ橋(Ponte Vecchio)という宮殿同士を結ぶ渡り廊下の橋を渡ってみると、フィレンツェの風情をよく味わえます。ヴェッキオ宮(Palazzo Vecchio)とピッティ宮(Palazzo Pitti)とを結んでいる古い橋です。旧市街の中心を歩いていると、中世にタイムスリップしたかのように感じるはずですよ。
フィレンツェはミラノと並ぶブランド品の本丸で、フェラガモの本店がここフィレンツェにありますし、グッチ博物館(Museo Gucci)もヴェッキオ宮の目の前にあります。有名ブランド以外にも高級なバッグやファッションのお店が街の中に多くあり、ウィンドウショッピングを楽しめます。ここで紹介するまでもなく、郊外にあるアウトレットもブランド品目当ての方にはよいでしょう。

イタリア政府観光局(トスカーナ州)サイトへのリンク [日本語]

フィレンツェ県観光局公式サイトへのリンク [英語]

ataf社(フィレンツェ市内のバス会社)サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約4.33/6.45MB)

このページの先頭に戻る


ミラノ(Milano ; MIL) 【世界遺産】 ミラノ市章

緯度 N45度27分55.519秒(45.465422), 経度 E9度11分9.326秒(9.185924)

1995年6月/2014年7月旅行

コスモポリタン度:★★★★★
観光おすすめ度:★★★★☆

ミラノ旧市街の中心ドゥオモ(大聖堂)

ドゥオモ広場に面したガッレリア

イタリア商工業の中心都市、ファッションならミラノ

【必見スポット】
◆ 「最後の晩餐」@ サンタマリアデッレグラッツェ教会(Cenacolo Vinciano @ Santa Maria delle Grazie):予約必須
◆ スカラ座でのオペラ鑑賞(Teatro alla Scala):予約必須

1995年に業務(研修)で訪問して以来、19年ぶりにイタリアを旅行した始めの街が、ここミラノです。どうしてもイタリアは悪い先入観を持ちがちなのですが、今回もトラブルなく、思ったよりもスマートな国で、見るもよし、買うもよし、食べるもよし、と三拍子揃って、私もすっかりシンパな国です。
ここミラノは、北イタリアの商工業の中心都市で、地理的位置から他のヨーロッパの都市から飛行機を乗り継いでイタリアに入る場合、1番目に訪問することが多い街と思われます。商工業都市の性格からか、街が整然としていてビジネスライクな印象を受けました。日本で言えば、大阪でしょうか。建物も、直線道路にびしっと並んでいる感じです。しかしながら、建物のデザインが古い形式を踏襲しているので、街並み自体とても芸術的です。それでも、他のイタリアの街がもっと素晴らしいので、ミラノでさえ普通の街に感じてしまいますが。。。
一方で、ミラノは観光資源にもとても恵まれていて、旧市街が観光の対象です(ただし、市街自体は世界遺産ではありません)。デュオモ(Duomo)を中心に、スカラ座(Teatro alla Scala)、ヴィットリオ・エマヌエーレ二世のガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele II)やスフォツェスコ城(Castello Sforzesco)等、有名なものばかりです。建物1つ1つが細かいところまで本当にきれいです。また、ここミラノにはレオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」の絵があります。サンタマリア・デッレ・グラツィエ聖堂(Santa Maria delle Grazie)に収蔵されているのですが、問題は予約の困難さです。ミラノの観光は、旅行出発前の手配いかんで成否が分かれてしまいます。
日本から直行便で、もしくは乗継便でミラノに入る場合は、十中八九マルペンサ空港(Malpensa)に到着するはずです。この空港が成田空港並みに不便な空港で(アルプス山脈がすぐそこです)、ミラノ市街には鉄道、バスで南東に50km移動します。鉄道は私鉄のTreNord社の運営で、ユーレイルパスが使用できないので要注意です。ミラノ中央駅とカドルナ駅(北駅)のそれぞれが電車の目的地ですが、カドルナ駅行きに乗る方がはるかに速くて便利です。
ミラノでの必見スポット「最後の晩餐」(世界遺産)ですが、予約必須の人気スポットなだけに、予約が困難です。私も、今回は結局予約をとれませんでした(19年前は旅行会社だったのでOKだった記憶があります)。予約チャネルがWEBか電話しかないので、出発前に成否がはっきりしてしまいます。予約は3か月前に始まるので、遅くとも1か月前までにWEBで予約してしまうこと。電話がなかなかつながらないので、WEB予約が成功しないと、自力手配が困難になります。その場合、どうしても見たければ、ローカルの旅行会社を通すしかないかと思います。
もう1つの必見スポット、スカラ座でのオペラ鑑賞ですが、見る座席の位置によって手配方法、価格とも全く異なり、当日リベンジ成功の可能性があります。一般の席はWEBで事前に予約できますが、20%の手数料を徴収されることが釈然としません。また、価格が100ユーロを下らないと思われますので、予算がない場合は、ガッレリア席(天井桟敷席)を当日購入する方法があります。この当日席は13ユーロと格安ですが、舞台が見えないこと、氏名登録や点呼などの手間がかかることを承知してください。詳細な手順は、なぜかミラノ総領事館のWEBサイトが詳しいです。その手順通りでOKでしたが、点呼の数字はイタリア語なので、注意です。
ミラノの中心、ドゥオモ広場で、ロッテリアを発見しました。残念ながらハンバーガーショップではなく、宝くじ屋さん??でした(笑)。ヴィットリオ・エマヌエーレ二世のガッレリア(Galleria Vittorio Emanuele II)にはとんだ名所があり、牛の○ンタマをかかとで踏んで、3回回る風習があるようですよ。私はしませんでしたが。。。
ミラノは世界的なファッションの街で、プラダなどブランドショップの本店があります。ミラノコレクションなど見本市がある時期は、ホテル料金が半端なく高いようです。自腹での旅行の計画をするときは、その点注意してください。

イタリア政府観光局(ロンバルディア州)サイトへのリンク [日本語]

ミラノ市観光局サイトへのリンク [英語]

atm社(ミラノ地下鉄・バスの運行会社)サイトへのリンク [英語]

「最後の晩餐」公式予約サイトへのリンク [英語]

スカラ座当日券入手方法:ミラノ総領事館サイトへのリンク [日本語]

(拡大画像の容量 : 約5.26/7.44MB)

このページの先頭に戻る


ローマ(Roma ; ROM) 【首都】【世界遺産】 ローマ市章

緯度 N41度52分20.6秒(41.872389), 経度 E12度28分48.648秒(12.48018)

1995年6月/2014年7月旅行

コスモポリタン度:★★★☆☆
観光おすすめ度:★★★★★

ローマのシンボル、コロッセオ

ローマの憩いの場ナヴォーナ広場

永遠の都、ローマ。街中遺跡だらけの首都

【必見スポット】
◆ コロッセオ、フォロロマーノ(Colosseo/Foro Romano)

※ヴァティカンは、こちらのページを参照ください。

世界の都、永遠の都、ローマです。ローマ帝国時代からの首都で、現在もイタリアの首都です。ローマでは世界遺産が、ローマで1カウント、ヴァティカンで1カウントで、2か所同時に回ることのできるすごいところです。
ローマには19年前、某旅行会社に勤務していた頃に業務で訪れましたが、私の人生に深い影響を与えた街です。当時イタリアを回った中では最後に訪れた都市でしたが、ここで運命的におもしろい日本人の観光ガイドさんに出会いました。Sさんといい、観光ガイドの政府公認ライセンスを持っているすごい人なのですが(グループには必ずライセンス保持者が引導する必要がある。従って、ほとんどの場合はガイドと通訳と2人組)、ローマにまつわることわざを巧みに使ったりして、とにかく楽しませてくれました(ネタがとにかくクサいんですが、私は好きでした)。また、歴史の長い建造物ばかりの街を観光し、ガイドする中でそれを引き合いに出して、人間の一生は儚いものだと言っていました。人生は1度きりなのだから、楽しく生きなさい、とおっしゃっていました。まあ、かなりイタリア人の考え方入っているのですが… それでも私自身に当てはめて、本当にやりたい仕事が他にあるのではないかと当時考える機会となり、勇気を与えて下さった意義深い日となりました。やりたいことをやらずに後悔する生き方だけにはしてはいけない、と強く心に誓ったものです。
何だか、哲学の時間になってしまいましたが、ここローマは本当に街自体が遺跡で、古代の遺跡から中世、現代の芸術作品が勢ぞろいです。それだけ見どころが多いということで、滞在が2,3日だけだと時間が足りないと感じることでしょう。
ローマには世界各地から飛行機で入ることができて、東京と大阪からも直行便が飛んでいます。ローマの空港は地中海沿いのフューミチーノ空港(Fiumicino Aeroporto)で、そこからローマの市街地へは、鉄道もしくはバスで移動します。鉄道は、TrenItalia社の運行で、レオナルドエクスプレスを利用できますが、実態は通勤電車と名前負けしていて、これで1等車扱いで片道14ユーロは誰も納得がいかないはずです。バスみたいに道路の渋滞で遅れることがないので安心ですが。。。
ローマ滞在は長いのをお勧めする手前、リーズナブルなホテル探しが大事です。ヨーロッパの他の多くの街と同様、多くのホテルがテルミニ駅(中央駅)周辺に集まっており、安いホテルから高級なホテルまで様々です。また、この界隈はリーズナブルなレストランが多く、またミニスーパーも少しながらあるので、生活は便利です。
ローマの街めぐりは、大きく「古代遺跡巡り」と「ローマの休日コース」、「ヴァティカン詣で」に分かれ、その他にも多くの観光スポットがあります。ローマの観光スポットはどこかで施設の改修を行っているようで、工事中で写真がよく撮れないという悩みがあります。事前にネットで調べましょう。
「古代遺跡巡り」は、世界遺産のコロッセオ(Colosseo)、フォロロマーノ(Foro Romano)、そして興味があればカラカラ浴場(Terme di Caracalla)からアッピア旧街道(Via Appia Antica)を歩くなどという渋い楽しみ方ができます。一方で、「ローマの休日コース」は、スペイン広場(Piazza di Spagna)や真実の口(Bocca della Verita)などミーハーなスポットを散策するものです。いずれのコースも観光客の数が桁外れに多く、混雑を覚悟する必要があり、観光客相手の押し売りに注意する必要があります。剣闘士に扮した男と写真を撮って法外な料金を請求されたり、女性にはバラの花の押し売りなどの手口があります。このようなグレーな手口に並んで、バスや駅、広場などの中のスリ、ひったくりには特に注意が必要ですし、置き引きに注意なのもいうまでもありません。頼んでいないことを無理やりしてきてチップを強要する手口も体験したので、毅然と拒否しましょう。
ローマは街中遺跡ということがあって、高層ビルが一切ありません。また、地下は遺跡だらけからか、地下鉄(メトロ)は2路線しかないため、移動は混雑したバスに頼らざるを得ません。そんなわけでタクシーを利用する向きもありますが、知る限り遠回りされたりメーターを使用しないでぼったくるなど、質が悪いので利用がためらわれ、困ったものです。今、3路線目のメトロ路線が建設中なので、完成が楽しみです。

イタリア政府観光局(ラツィオ州)サイトへのリンク [日本語]

ローマ市観光局公式サイトへのリンク [英語]

atac社(ローマ地下鉄・バスの運営会社)サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約5.97/5.70MB)

このページの先頭に戻る


シエナ(Siena ; SAY)【世界遺産】 シエナ市章

緯度 N43度19分7.712秒(43.318809), 経度 E11度19分50.725秒(11.330757)

2014年7月旅行

コスモポリタン度:★★☆☆☆
観光おすすめ度:★★★★☆

トスカーナ州の古都、中世の街を堪能する

【必見スポット】
◆ カンポ広場(Piazza del Campo)
◆ ドゥオモ内部のピッコローミニ家の図書室(Libreria Piccolomini @ Duomo)

シエナはトスカーナ州の中部にある小さな街ですが、前回の業務旅行でプロの添乗員さんの好きな街として教えてもらい、いつか来たいと思っていましたが、今回訪問が実現しました。これほど美しい街を見られることはなかなかないので、是非お勧めです。もちろん街自体が世界遺産です。
シエナはフィレンツェの南約70kmに位置し、街にはフィレンツェから鉄道かバスで入ることになります。ほとんどの人はバスを利用していて、鉄道はほとんど利用されていませんが、シエナの鉄道駅に直結して大きなスーパーマーケットがあるので、買い出しに便利です。バスを利用すると、旧市街のグラムシ広場(Piazza Gramsci)に直接入ることができるので、大変便利です。シエナはフィレンツェから遠くない街なので日帰りができますが、シエナに1泊すれば街の素晴らしい夕景を眺めることができます。小さな街なので、治安の問題は少なくて、ゆっくりと街歩きを楽しめるかと思います。
シエナはルネッサンスより少し前の古い時代に栄えて、フィレンツェと張り合っていましたが、結局はフィレンツェに敗れてトスカーナに併合されました。しかし、シエナ派絵画といわれる芸術は独自のものがあると言われ、見るだけの価値はあるものと思います。大半が宗教画で、日本人には意味がよく分からないのも事実ですが。。。
シエナの見どころは旧市街の一角に集中していて、街の中心であるカンポ広場(Piazza del Campo)、プッブリコ宮(Palazzo Pubblico)とドゥオモ(Duomo)です。プッブリコ宮とドゥオモからは両方塔に登ってシエナの街のパノラマを楽しむことができて、景色は最高です。ドゥオモの中にあるピッコローミニ家の図書室(Libreria Piccolomini)の天井と壁面が素晴らしいので、必見です。
日帰りしてしまう場合は大きな問題ではありませんが、シエナに宿泊する場合は、食事をここでとることになりますが、手頃な価格のレストランがないのが悩みです。秀でて美味しい食事ではないのに食事代が高いのです。ランチはピザの切り売りで安く済ませるのが賢いです。
2月と7月には、カンポ広場でパリオ(Palio)と呼ばれる競馬の祭典が行われ、多くの人が集まるようです。この時期に旅行する場合、ホテルやチケットの予約は注意した方がよいでしょう。

イタリア政府観光局(トスカーナ州)サイトへのリンク [日本語]

Terre di Siena(シエナ県観光局)公式サイトへのリンク [英語]

Siena Mobilita(シエナ圏の交通機関)サイトへのリンク [英語]

(拡大画像の容量 : 約5.91MB)

このページの先頭に戻る