就労移行支援 模擬訓練体験

今日は、就労移行支援の事業所で、発達障害専門のところだが、訓練を無料で体験できるとのことで、例によって秋葉原に向かった。

オフィスに着いてみるとすでに参加者の大半は到着しており、間もなく開始になった。発達障害の人って、よほど重度の人でないと外見や言動から判断することが難しい。よって、今日集まった人たちはほとんど普通に見える人たちだった(私自身が普通に見えるかどうかは、議論あるところですが(笑))。一人、お父さんに連れてきてもらった人は結構重度で、仕事の指示を聞いて作業を行うということがまるでできなかった。親としては、このような事業所にわらをもすがる思いで連れてきたに違いないが、すぐに一般就労するのは厳しいだろうなぁと他人事ながら感じてしまった。

模擬訓練なので、実際の利用者の人たちは参加していない。電子商取引にかかる作業の一環になる部分を体験したが、職務として経験のないところだったので難しく感じた(IT系の経験者に小説のレビューを行えと言われても、けっこうきついものだ)。同じ作業をしていた人がうまくレビューをまとめていたところをみて、自分には才能ないなぁとつくづく思った。案外実践的であることが分かった。

ランチタイムには、他の参加者の人々と雑談する機会があったが、ADHDあり、自閉症スペクトラムありである。会社で仕事はしているがとても(レベルの高い)仕事はできない、車の運転が怖いなど切実である。普通に見えても普通ではないわけがここにある。
私の持論だが、日本の社会文化は「画一」がポイントで、換言すればすべてが「普通」に収まっていなければならない。だから何か突出した人は「出る杭は打たれる」のである。発達障害の人は何か突出しているので、「障害」にされてしまうのである。
その結果、発達障害の人は社会生活にハンディキャップを持つことになり、仕事していてもクビにされやすいという悩みにつながるのである。
ちなみに、海外では多様性が認められる個人社会なので、あまり発達障害が問題になることはないと思う。単に能力の欠如とみられるだけである。

午後は卒業生のプレゼン。この事業所の方針通りのプレゼンかもしれないので、ここで受け売りはしないが、一つ大事なことを言っていたのは、就職には勤怠に問題ないことということが企業が気にしていて、それゆえ毎日通所する就労移行支援の意義があるということ。障害者枠での就職なので、それはわかる。

(アイキャッチ画像出典:無料写真素材ActivePhotoStyle – http://activephotostyle.biz/)