国勢調査:就労移行支援利用者の場合の書き方

我が家にも、ようやく国勢調査の調査用紙が配られてきた。報道されているような、集合住宅の1階のポストインではなくてよかったが、ピンポンなしで、いきなり住戸の郵便受け口に用紙一式が入っていた。3回はピンポンするお約束になっているはずだが、いきなり用紙が入っていたのである。まあ、面倒くさくなくてよいのだが。

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さて、掲題のことだが、障害者が福祉的就労という形で通所して作業をしている場合、働いているかどうかが微妙で、調査への答え方が困る。
用紙一式に含まれている調査票の記入のしかたという冊子には、仕事の答え方が詳しく書いてあり、就労継続支援B型の工賃がもらえるパターンについては、仕事をしている形で記入例があるのだが、就労移行支援については例がない(施設によっては工賃が発生していると聞く)。

そこで、コールセンターに電話してみたが、結論から言えば、
– 工賃をもらっている場合は、就労継続支援B型と同じように、仕事がありとして全項目を記入
– 工賃がない場合は、仕事がなしとして、回答用紙10番の項目に、「その他(幼児や高齢など)」をマーク
すればよいということである。

今回の調査からは、筆者の環境でも、ネットで回答できるようになったので、ネットで回答をやってみた。ネット回答は9月20日締め切りのはずだが、調査用紙一式が配られてきたのが遅く、間に合わないかと思ったが、9月29日現在でも新規回答を行うことができた。
紙で記入の場合でも郵送でいいので、調査員に回答内容を見られるということがなくて安心だが、ネット回答ならば、よりプライバシーの確保が確実なので、おすすめである。

調査票一式にネット回答に必要な、調査対象者IDと初期パスワードが記入された用紙が入っているので、その情報を使ってログインする。要注意なのが、調査対象者IDを他人に教えたりさらしたりしてはいけないこと。そのIDで個人(住所など)が特定されてしまうので、あぶない。

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ネット回答画面には、調査用紙一式が配られてからでないとアクセスできないが、国勢調査ネット回答用の画面自体は、検索するとすぐに見つかり、以下の初期画面が表示される。

注意:以下の画像からは、回答画面にはアクセスできません。

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回答するには、以下の画面が表示されたときに、用紙に記載された通りの調査対象者IDと初期パスワードを入力する。

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ログインが成功すると、調査が始まる。
なお、病院長期入院者やグループホームなどの施設で生活している人は、ネット回答の対象外である。

調査が何画面か進むと、「9月24日から30日までの1週間に仕事をしましたか」という質問が表示されるので、工賃のあるなしによって、次のように答える。

【就労移行支援利用者の場合】

工賃がない場合
10欄は、「その他(幼児や高齢など)」と答える。もしくは、就職活動に入っている場合は、「仕事を探していた」と答える。
11~13欄の、勤務形態や勤務先(通所先)については答える必要はない。

工賃がある場合
10欄は、「主に仕事」と答え、
11欄には通所地を記入、12欄には勤務形態「自営業主(雇人なし)」と、13欄には通所先名称と作業内容を記入する。事業の内容には、「就労移行支援事業所」と記入する。

あくまでも、収入が得られるかどうかで答える内容が異なるということだった。

次は、就労移行支援ではないが、参考までに、就労継続支援B型(作業所)利用者で工賃がある場合は、以下の図のような書き方になる。

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(引用元:平成27年国勢調査 調査票の記入のしかた)

同じ就労継続支援でも、A型になると収入があり、雇用契約ベースになるので、勤め人と同じ書き方になる。

回答が終わると、最後に氏名と住所を入力させられる。住所の記入は腑に落ちない。

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調査内容を送信する直前に、パスワードの変更を促される。初期パスワードをなくしても、入力したデータが保護される形だ。

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送信が完了すると、完了した旨のメッセージが表示される。

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ネットだと調査内容が調査員にもれないので良いが、かつての調査のように、記入済の調査用紙を調査員渡す方式では、プライバシーが調査員にもれる可能性があったので、回答を躊躇しただろう。

2015年10月6日加筆