こんな表示が分かりやすい – 洗面所の話

本ブログでこれまでに、いくらかお手洗いの中の表示が分かりにくい言い回しであることを訴えてきたが、ようやくすっきりとする日がやってきた。

都心にある大きな公園を散策していた時に、たまたま用を足そうとしたら、以下のような表示を見かけた。ダイレクトな言い回しで大変わかりやすく、ASDの気がある筆者にとっては感動的だった。

20151220_IMG_0047

「きれいに使いましょう」であれば、発達障害者を含め、万人に理解が容易だ。実際にこの洗面所はきれいに保たれていた。このように言い回しが少し強い程度が、やはり理解されやすいのかなと考える。
これまでご紹介してきた言い回しの「きれいにお使いいただき、ありがとうございます。。。」は働きかけを感じないので、言葉が素通りしてしまうのだ。

残念なのは、日本語だけの表示であることか。他の言葉もあれば、外国人にも理解しやすい。

繰り返しになるが、ASDの人にとって、想像性の欠如、つまり言葉をそのままとらえてしまう、意訳することができないという障害が程度の違いはあれ存在するため、命令文でないと行動に変換できない可能性がある。それゆえ、「~しましょう」という形で表示することがユニバーサルである(万人に通じる)と言えよう。

公共施設の管理者には、このような事情も頭の片隅に入れておいていただくと助かる。

(参考)

「いつもきれいに使っていただき、ありがとうございます。」
https://www.kibunhigh.net/blog/2015/10/23/clean/

「みなさまのご協力により清潔を保っております」
https://www.kibunhigh.net/blog/2015/07/23/toilet/