障害者就職面接会(ブロック別)参加体験

障害者就職面接会は、東京では年3回行われ、毎年2、6月と10月に3回、ハローワーク主催で行われる。障害者枠雇用の就活はなかなか通りにくいのが現状であるが、厳しい書類選考をスキップして、企業の人事担当者と直接話ができる機会があるのは非常に大きいかと思う。
それだけに、実際の就職成功率は別に置いておいて、非常に多くの三障害の求職者がこの面接会に参加している。

筆者も10月開催のブロック別の就職面接会に参加してみた(結果は予想したように惨憺たるものだった。自分自身、本当にやる気があるのか、それともこのブログが優先なんだかよくわからないものだ。。。)。
なお、2、6月の面接会は都内の全ハローワーク合同で東京体育館で一斉開催されるが、10月の面接会はブロック(地区)別の開催となり、23区内は城南ブロック、城東ブロック、中央ブロックに分けての開催である。

◆ 参加登録の仕方

面接会に参加するには、居住する場所の管轄のハローワークの求職登録が必要である。また、10月のブロック別の面接会に、主催ハローワークの管轄外から参加する場合には、管内のハローワークでの求職登録が別に必要になるはずである。その辺の細かい手順は、実際にハローワークで確認されたい。
(例)ハローワーク新宿管内(中央ブロック)に居住する求職者が、城東ブロックの面接会に参加したい場合は、管轄外になるので、主催ハローワーク(足立、墨田、木場のいずれか)の登録も必要になる。

この面接会の詳細は、参加企業の求人票を含め、ネット上には一切公開されないので、面接会の1か月前位から最寄りのハローワークに通って情報を入手するしかない(もっとも、参加企業のリスト程度は公開される場合があるが)。

ハローワークで事前に参加登録が完了すると、参加票(A4サイズの紙1枚)と、求人一覧表の冊子をくれる。支援機関経由で申し込みする場合は若干手順が異なるので、注意されたい。

当日会場で新規に申込して参加することも可能だが、その時間だけ時間ロスになるため、できれば事前にハローワークで申込しておくことをお勧めする。(この場合、参加番号が「新規ー(番号)」となるため、企業の人には結構目立ってしまうかと思う。)

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城南ブロック就職面接会が10月上旬に行われたようであるが、筆者は参加できなかった。参加企業が100社弱あったようなので、本来は外せない。

◆ 城東ブロック障害者就職面接会:10月18日開催

主催ハローワーク:足立、墨田、木場

企業が45社、求職者も約200名程度いるという面接会だったが、それほど大きい規模ではなく、混雑感はそれほどではなかった。
会場は、浅草駅から隅田川を渡ってすぐの便利な立地で、行きやすい。

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12時には墨田区役所に併設されているホールの入口に到着したのだが、すでに大勢の人たちが待っていた。入場受付が12:30分から10分早まって、受付スタートである。

この時点では番号札を引くことはできないので、落ち着いて受付を済ませよう。
申し込んだハローワークのところで名札と出席票を受け取る。出席票はA4サイズの紙で、この面接会で受けた企業と結果を記入して、帰るときに受付に返すものである。

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13時少し前に開会の挨拶があって、13時ちょうどに面接会が始まった。
番号札を引けるのはこのタイミングからである。

各企業のブースには、2脚づつ4脚の椅子が置かれている。つまり、企業の面接官2人対求職者1人で面接を行う場合もあれば、面接官と求職者が1対1で面接を行う企業もある。後者の場合、2組の面接が同時並行になる。

番号札は面接を受ける求職者本人が引くのが大原則なので、どの企業を第1希望とするか、引く順番を事前に練っておく必要がある。13時の開始後すぐに受けたい企業の番号札を引いてしまわないと、面接を受けられない場合があるので、各自工夫されたい。

この日の45社の参加企業の中には上場企業を含む大企業(および特例子会社)が多く、正直ガチガチな印象であった。非公開なので具体的な企業名を挙げることはできないが、年功序列の古いタイプの企業が城東地区には多く、一方でベンチャー企業は比較的少ないなという印象も抱いた。

初めての参戦にもかかわらず、番号札をすべてとることができ、面接もすべて受けられたが、いまだ身体障害者オンリーの雇用実績という会社が複数あって撃沈した(現在精神の雇用義務はまだないので仕方ない)。

◆ 中央ブロック障害者就職面接会:10月25日開催

主催ハローワーク:飯田橋、上野、新宿、池袋、王子

こちらが本番だったのだが、東京都心の企業を抱える面接会だけあって規模が大きく、上記の城東ブロックよりも参加者も比較にならないほど多かった。
参加企業は130社だった。

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会場は東京ビッグサイトで、都心から遠い会場である。交通手段としては、りんかい線やゆりかもめの他に、東京駅・銀座駅からと、東京駅・八丁堀駅からの都営バスの利用もいけている。

面接会の流れは先週(上記)のと全く同じで、12時には受付可能で、面接会は13時ちょうどの開始であった。
参加者の数が先週とまるで違ったので筆者も要領を得なかったのだが、開始直前には全員椅子に座り切れず、立人が多く出るくらいだった。車いすの人たちも結構目立った。
何を言わんとすると、肝心の番号札の取り方が結局失敗してしまい、全企業で面接を受けられなかったことである。わけがあって、第1希望の企業で早い番号が取れてそのまま面接に入ってしまったために、その後取った番号札の番号は悲惨であった。

受ける予定の企業の番号札は、13時直後にすべてとってしまった方がいいかと思う。一度番号を呼ばれた後でも、スタッフに申し出ればその後面接を受けられるので、安心されたい。

130社の企業は、大手企業から新興企業まで多様である。また、フルタイムの求人が多いのが都心にある企業ならではで、受ける方からすると大変魅力的である。

これらの面接会に参加してみて、自分自身が甘かったのが、企業側は想像以上に即戦力志向が強いことを認識していなかった点である。それゆえマッチングは健常者の転職以上に困難であることは明らかである。
精神障害者の雇用義務化が2018年からであるので、企業は(裏では対策を始めていたとしても)精神障害者を今すぐ採用する必要がないと考えているのかもしれない。
障害者として生きていくこと自体厳しいことに加え、障害者が就労を目指そうとすると更なる試練を味わなければならない事実が残酷だと思うのは、筆者だけであろうか。