ブログ開設4年目に突入~障害者就労系にフォーカスします~

2015年5月26日に本ブログを開設してから、ちょうど3年間が経過した。
これまでの3年間でこのブログの記事を見てくださったページ数(ページビュー)が累積で約50万を達成することができた。これも、ひとえにサポートくださっている読者さまのおかげであることに深く感謝申し上げたい。

このブログもこれから4年目に入ることになるが、特に精神・発達障がいを持った人向けに、障害者福祉・就労に関する記事をマイペースで投稿し続けていきたいと思う。
このブログのタイトルが「ハイテンポ」でありながら、投稿がスローテンポになってしまっていることは、どうぞご容赦いただきたい。日々就労しながらブログの記事をアップしていくことは、必ずしも容易なことではない。

本ブログ3年間の経緯

筆者の個人的な話であるが、社会人になってからなかなか社会でうまくいかずに離職を繰り返し、二次障害として双極性障害を抱えてしまった。それ以来社会復帰がままならなかった40代のある男が、ある日発達障害の診断を受けた。そして就労移行支援事業所に2年間弱通所して、心理教育を受けた。結果的に障害者就労ながらも社会復帰に成功し、本稿執筆時点でちょうど就労継続1年経過したというところである。
このブログの記事も、心身ボロボロだった頃から敗者復活を果たし現在に至るまで、その時系列に大体沿ったものになっている。

発達障がいをもった人には鉄道ファンが多いともいわれているが、筆者も例外ではなく、学生時代以来の鉄道趣味を活かして、数多くの鉄道系記事を本ブログにアップしてきた。精神障がいや発達障がいを持った人たちには共感していただけたのか、数多くのページビューをいただいたが、鉄道系の記事と障害者就労・福祉系の記事が相いれないことに気が付き、2017年10月にこのブログから鉄道系の記事を削除して、別の鉄道のブログとして再スタートさせた(下記URL)。

ごとごとゆるりと大回り! | 乗り鉄(鉄道旅行)に関する様々な話題を発信するブログです。鉄道路線・リゾートトレインの乗車記、運賃制度やおトクなきっぷ、紙のきっぷ趣味に関する記事を、利用者目線で鋭く表現しています!
乗り鉄(鉄道旅行)に関する様々な話題を発信するブログです。鉄道路線・リゾートトレインの乗車記、運賃制度やおトクなきっぷ、紙のきっぷ趣味に関する記事を、利用者目線で鋭く表現しています!

ゆえに、本ブログには精神障害者のピアサポートを目指した障害者就労系の記事が残っているわけである。
制度面の記事が多いためか、当事者のためというかは、その支援者のためのブログになっているのかもしれない。これからは、当事者の方々にもわかりやすいように、自身のことも多く語っていきたいかと考えている。

ミッシングワーカー

2018年6月2日のNHKスペシャルで、「ミッシングワーカー」に関する番組が放送された。
まさに、社会復帰以前の自分そのものだったではないかと思い、興味深くその番組を見た。

「ミッシングワーカー(Missing Workers)」とは、何らかの事情によって離職したが、求職活動もできずに労働市場から消えてしまっている(missing)40代から50代の中高年の人々のことを指すという。

番組では、介護離職による生活の困窮が映し出されていた。介護は家族が面倒を見ろと言わんばかりに離職してしまったが、介護が終わっても社会復帰できなくなってしまったという悲惨なストーリーで、心が詰まった。
労働力不足が言われている中で、中高年を離職させずに社会の一員として残すことを、どうして制度化されていないのか。離職による収入断絶を介護保険が補ってくれるわけでもなく、一方的に困窮に陥らなければならないのは理不尽な話で、制度不備を許してしまった社会と行政の怠慢によるツケが彼らに回ってきたのだと思う。

精神障がいでもミッシングワーカーになりうるか

ブログの記事を3年間書いてきて思うのは、精神障がいや発達障がいに対する世間の視線の冷たさ、偏見の強さである。
精神疾患の治療を施せば再び社会で活躍が十分可能であるのだが、一度社会からドロップアウトしてからの再復活は日本社会では容易ではなく、多大な努力を要するものである。

障害者雇用の中でも、精神障害者については、上記の深刻な偏見のために、身体障害者に比べて、数字面で雇用がいまだに劣っているのは、このブログの他の記事で明かしているとおりである。

社会復帰を目指してもうまくいかずに途中で挫折してしまい、ミッシングワーカーに戻ってしまった精神障がいの人々を、筆者も何人も知っている。障害者雇用率が2018年度から2.2%に上昇したにもかかわらず、特に中高年世代ではその恩恵にあずかれていないように思うのは筆者だけであろうか。

日本の企業社会では、相変わらず20代、30代の若い戦力しか使おうとせず、中高年、高齢者やシングルマザーなどの多様な戦力には目を向けない。そのような保守的な慣行がミッシングワーカーを生み出すのだと考えるのだが、いかがであろうか。

これから

機能不全家庭に生まれ育った筆者が発達障がいをもち、幼少時から人と違うということでいじめを長く受けて、学生時代を経て社会人になってから再び人間関係や社会生活上の困難を経験したという詳細をまだ明かしていないので、その記事の投稿で徐々に明かしていければと思う。

精神科医の星野仁彦氏の著書を読み、星野氏の幼少時と自分の幼少時が恐ろしくよくかぶっていると感じた。(筆者は医師にはならなかったが。)
その辺の話もしていきたいと思うので、特に若い世代の方には、人生失敗しないように参考にしていただければと考えている。